「布団に入っても眠れない」
「夜中に何度も目が覚めてしまう」
「朝早く目が覚めて、そこから眠れない」
そんな“眠りの悩み”を抱えている方が、今とても増えています。
しっかり眠ったつもりでも疲れが抜けない、朝スッキリ起きられない…。
それは単に「睡眠不足」ではなく、自律神経の乱れや姿勢の崩れが関係している場合が多いのです。
人間の身体は、昼は「交感神経(活動モード)」、夜は「副交感神経(休息モード)」が働くようにできています。
しかし、仕事や家庭、スマホやパソコンなどの刺激によって、夜になっても交感神経が優位な状態が続くと、心も身体も“休めないモード”のまま。
これが「眠れない」「眠りが浅い」「途中で何度も起きてしまう」といった不眠の原因になります。
また、眠れないこと自体がストレスとなり、さらに自律神経が乱れるという悪循環に陥ることもあります。
長山街道はりきゅう整骨院 我手田では、鍼灸で自律神経を整え、姿勢からもリラックスできる身体へ導くことで、自然な眠りを取り戻すサポートを行っています。
不眠の多くは「自律神経のアンバランス」と「内臓の疲れ」が関係しています。
現代人は、目や頭ばかりを使い、上半身に血流が集まりやすく、その結果、腹部や下半身の血流が不足し、冷えや胃腸の不調につながります。
当院の鍼灸治療では、
といったアプローチで、**「眠れる身体」**をつくっていきます。当院が得意とする**接触鍼(せっしょくしん)**は、鍼を刺さずに皮膚に軽く触れるだけのやさしい刺激です。
「痛そう」「怖い」と感じる方でも安心して受けられ、身体の深いところにある神経や血流に働きかけることができます。
睡眠というと「心の問題」と思われがちですが、実は姿勢の影響も非常に大きいです。
背中が丸く、胸が閉じている姿勢では呼吸が浅くなり、酸素が十分に取り込めません。
酸素が不足すると脳が“活動状態”のままとなり、眠りに入りづらくなります。
さらに、首や肩の筋肉がこわばっていると、血流が悪くなり、脳が「今はまだ活動している」と勘違いしてしまうのです。
当院では、鍼灸とあわせて姿勢改善・体幹トレーニングも行い、正しい姿勢でリラックスできる「呼吸しやすい身体」をつくります。
姿勢が整うことで、
など、自然に“眠りの質”が高まっていきます。
お酒を飲むと「眠れる気がする」という方も多いですが、実はアルコールは睡眠の質を低下させます。
アルコールを摂ると入眠しやすくなりますが、深い眠り(ノンレム睡眠)が減少し、夜中に目が覚めやすくなります。
また、体内でのアルコール分解にエネルギーが使われるため、翌朝にだるさが残ることも。
「寝ても疲れが取れない」という方は、晩酌の量を少し減らして、週に1〜2回の休肝日をつくることで、睡眠の質がぐっと改善します。
スマートフォンやタブレット、パソコンなどの画面から出るブルーライトは、脳を刺激して「朝だ」と勘違いさせる光です。
寝る直前までスマホを見ていると、交感神経が働き続け、脳が休むタイミングを逃してしまいます。
就寝30分前はスマホやテレビを消し、照明を少し落として、深呼吸を数回してみてください。
それだけで副交感神経が働き、眠りやすくなります。
睡眠時間が短いと、心臓病や脳卒中、糖尿病などのリスクが上がることがわかっています。
特にメタボリック症候群の人では、そのリスクが2倍以上になるという報告もあります。
睡眠不足が続くとストレスホルモン(コルチゾール)が増え、血糖値が上がりやすく、食欲も増進。
「甘いものがやめられない」「夜食を食べたくなる」などの傾向が強くなります。
その結果、体重が増え、また眠りが浅くなり…という悪循環に。
鍼灸で自律神経を整えることで、こうした代謝のリズムも改善し、健康的なサイクルを取り戻すことができます。
当院では、不眠・睡眠障害に対して以下のような施術を行っています。
この5つのステップで、「眠れない身体」から「自然に休める身体」へと導きます。
また、週1回のペースで施術を重ねることで、副交感神経がしっかり働くようになり、朝の目覚め・日中の集中力・心の安定にも良い変化が見られます。
不眠の原因は一つではありません。
だからこそ、身体全体を整える「東洋医学的な視点」が大切です。
良い睡眠は、心と身体の回復そのものです。
眠れるようになると、朝の気分が軽くなり、日中の集中力や気持ちの安定、表情の明るさまで変わります。
私たちは、鍼灸と姿勢改善を通して、「眠りたいのに眠れない」方が、再び“自然に眠れる”身体を取り戻せるようお手伝いします。
どうぞお気軽にご相談ください。