鍼灸による施術は、鍼（はり）とお灸（きゅう）で、経穴（ツボ）に適度な刺激を与えます。
適度な刺激を経穴（ツボ）に与えることで、心身を活性化させ、自然治癒力を高めて症状を緩和させます。
長山街道はりきゅう整骨院　我手田の鍼灸治療は主に鍼（はり）を用いて施術します。
疲労回復⇒胃腸の調整⇒腹部の血流改善⇒背部の筋肉の緊張の緩和などを行い、各症状に適した経穴（ツボ）に刺激を与えます。

鍼（はり）は、主に１寸３分、２番を使用しています。
なんのことかわかりませんね(^^ゞ
鍼（はり）は長さ、太さを選んで使用します。症状や体格に合わせて使い分けます。
ちなみに、長山街道はりきゅう整骨院　我手田は、４ｃｍ（１寸３分）直径０．１８ｍｍ（２番）を主に使用します。全部刺すわけではありません。ほとんどの経穴（ツボ）は数ｍｍ刺すだけです。
鍼の種類は、形状なども含めるとたくさんあります。
日本では鍼管といって、筒を使って鍼を刺入します。優しく、なるべく痛くないようになっています。長山街道はりきゅう整骨院　我手田は鍼（はり）、鍼管、鍼を入れる皿などすべてディスポーザブル（使い捨て）です。

お灸は艾（もぐさ）からできています。
艾（もぐさ）は、ヨモギの葉の裏に存在している絨毛という黄色い毛状のものです。
最近では、お家でも安全に使用出来る商品もあり、セルフケアにオススメです。
冷え性や花粉症、生理痛、妊活などにもセルフケアとして取り入れられています。

経穴（ツボ）は鍼灸やマッサージで使用する身体にある指標です。
経穴（ツボ）の痛みなどから身体の状態を判断したり、治療点として使用したりします。

鍼灸では人間の身体には経絡（けいらく）という通り道があるとし、気・血・水などが通ると考えています。
経絡（けいらく）は簡単に言うと経脈（けいみゃく）という縦の線と、絡脈（らくみゃく）という横の線で複雑に身体を巡っています。（詳しく言うともっとありますが割愛します。）
そしてこの線上にある点が経穴（ツボ）です。
鍼灸の理論は約２０００年前にほぼ完成しています。その時代に考え出された人体を把握するための知識が経穴（ツボ）には秘められています。奥深く、複雑で魅力的なものです。

長山街道はりきゅう整骨院　我手田で使っている経穴（ツボ）をちょっとあげます。
照海、兪府、解谿、丘墟、尺沢、中封、帯脈、大巨、会陽、脊中、至陽、委中、飛陽、崑崙などです。症状によりさらに追加しています。