自律神経の乱れ

こんなことはありませんか?

めまい、眠れない、胃の調子が悪い、いらいらする

これは自律神経の乱れが原因かもしれません。

自律神経とは?

自律神経は身体の状況に応じて、自分で意識しなくても、体内を常にベストの状態に保ち続ける神経です。例えば暑い時には汗が出て体温が上昇するのを抑えます。運動時に心拍数が上がり血液をいっぱい送ります。食後は胃腸の動きが活発になります。またホルモンの分泌のコントロールもしています。このように何も考えなくても、体内の調整をしてくれる神経です。

自律神経のバランスが乱れると、安静にしているのに心拍数が上がる、胃がもたれる、突然身体がほてるといった不快な症状が引き起こされます。

自律神経はなぜ乱れるのでしょうか

ストレスや生活習慣の乱れが原因と言われています。ストレスは生活しているうえで必ず受けるもので、またストレスのない生活はないと思います。人間には適度に必要なものです。しかしストレスの感じ方は人それぞれで、その人が置かれている状況によっても変化します。調子のいい時は些細なことに思えることも、別の時期には大きなストレスに感じることもあります。同じストレスでもほかの人には大きく感じることも珍しくありません。

ストレスや生活の乱れなどに対して体が発するサインが不調です。それは自律神経の乱れが原因です。逆に考えると正常に自律神経が働いているので不調としてサインを出してくれています。このようなときは睡眠を早めにとるとか、お風呂にゆっくりつかるなどリラックスできるように努めましょう。

東洋医学では身体を乱すものに七情、六淫という考えがあります。

七情とは怒、喜、思、憂、悲、恐、驚
六淫はと風、寒、暑、湿、燥、火

要するに心や体は、内面の感情が強すぎたり、同じ感情が長引いたりすると変化して不調になる。そしてそれぞれの季節による特徴も不調を起こす原因ととらえます。

ストレスや生活習慣の乱れのほかに、鍼灸では内面の感情の変化や、季節の変化も原因としてとらえ施術します。

リラックスして疲労回復を促す
胃腸を整える
お腹の冷えや、あたまののぼせをを取る
背中の緊張をゆるめるなどの処置を鍼灸で行います。

身体が重い、やる気が続かない、のどが詰まる感じがする、いらいらする、朝早く目が覚めるなど不調を鍼灸で改善しましょう。