膝は直立二足歩行を基本とする人間には大事な関節となります。痛くて曲げられないと、股関節も足関節も曲げずに歩いてしまいます。歩行のリズムが崩れると腰痛や肩こりの原因にもなりますし、膝自体の痛みの悪化にもつながります。
加齢により、骨がもろくなると膝が変形してしまいます。体重が重かったり、O脚などで、きちんとした体重の支え方が出来ていないと、変形がおおきくなったり、早くなったりします。痛みをとる治療も大事ですが、筋力不足を解消するための運動や、姿勢を良くするために歩き方を見直すことも大事です。
膝はジャンプ、切り返しなどで大きな負担がかかります。横方向や前後方向など大きな力が集中すると靭帯損傷をすることがあります。また、クッションである半月板などを損傷することもあります。膝を支える筋肉や股関節や体幹との連動も大事になります。
シンスプリントや足底腱膜炎、オスグットシュラッターなど使い過ぎや、柔軟性不足、成長痛などもあります。姿勢が崩れていたり、体幹部が弱かったりという時もあります。痛みが治ったり、また痛くなったりと繰り返す方は一度姿勢を見直してみてもいいと思います。アクシスで姿勢を整える。